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ボロット・バイルシェフ(アルタイ共和国)再来日! 
アルタイのシャーマニックヴォイス“カイ”と
“マキガミックヴォイス”のコラボレーションによる
『アルタイの癒しの声』

東京公演 11月9日(金)、10日(土)
9日午後7時30分開演 10日午後3時30分開演

アルタイ山脈の大自然の中で育まれ、シャーマンによって歌い継がれてきた英雄叙事詩「カイ」。
アルタイ共和国より、カイの名手ボロット・バイルシェフを迎え、人間の奥深くにある癒しの記憶を探る。
今回は超歌唱家・巻上公一と、10日には真言聲明の孤嶋由昌も加わり、
三者三様の声のコラボレーションによって、伝統を受け継ぎながら時代と共に変わってきた「声」の「現在」を捉え、 過去から現在へと伝えられる「癒しの声」とは何かを探る。


全席自由 整理番号付き (50番まで付きます。それ以降はご来場順になります)
前売り3500円 当日4000円 学生2500円
場所 溜池山王 国際交流基金フォーラム

*同時開催 アルタイの衣裳展 ナジェージダ・バイルシェフ

チケットお申し込みは日本トゥバホーメイ協会へ
office@makigami.comへご連絡の上、
郵便振替00220-6-13516 加入者名 日本トゥバホーメイ協会
まで、送料100円をプラスしてお振り込みください。
通信欄にアルタイ公演の希望日とチケット枚数をお書きください。

代引きご希望の方は
ここ をクリックしてください。

問い合わせ 巻上公一オフィス 0465-63-0578
注意 ぴあなどのチケットサービスに出しておりません。

助成 国際交流基金


●キングレコードから10月30日発売で巻上公一プロデュースによる
ワールドミュージックライブラリー「アルタイのカイ」
ポロット・バイルシェフ
『秘密の夢 英雄叙事詩の世界』

KICC5301 2800円 が発売されます。
11月3日(土)アルタイの癒しの声
午後4時開演
岡山 蔭凉寺
ボロット・バイルシェフ、巻上公一
問い合わせ マーケット 086-255-1100
主催 岡山中央分区保護司会

11月4日(日)アルタイの癒しの声
小松島市 現福寺
ボロット・バイルシェフ、巻上公一
http://www5a.biglobe.ne.jp/~choku/
入場料 2000円
*購入方法
電話かお手紙或いはメールにてご連絡下さい
こちらからチケットと振り込み用紙をお送りします
住所 小松島市大林町本村59 現福寺 住職 福島聴空
電話 08853−8−1316

11月6日(火)アルタイの癒しの声
滋賀 愛知川町 藤居本家
〒529-1303 滋賀県愛知郡愛知川町長野1769
TEL.0749-42-2080 FAX.0749-42-3047
ボロット・バイルシェフ、巻上公一
http://www.12kai.com/altai/
午後7時開演
主催 滋賀県立大学主催

11月7日(水)アルタイの癒しの声
ボロット・バイルシェフ、巻上公一
午後7時開演
静岡 清水市民文化会館
前売り 3000 当日券 3500円
コンサート主催=喉歌倶楽部
協力=トラディッショナル・サウンド

協賛=財団法人静岡県国際交流協会  チケット予約を受け付けます.御連絡はlorokun@geocities.co.jpまで.
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/9571/

出演
■ボロット・バイルシェフ
1962年アルタイ共和国ウストカンスキー地方生まれ。カザフスタンで行われた
"Voice of Asia`92"でノミネートされ、ハカス共和国アバカンで同グランプリを受
賞。ジョー・ザビヌルとの共演をはじめ、ヨーロッパを中心に世界各地で公演。彼が
もっとも得意とするのは、アルタイに古くから伝わる歌唱法でカイといわれるスタイ
ル。地響きを感じさせるようなおそるべきハードな低音と、搾り出すような高音の声
を交互に使う。哀愁の漂う音がする、トプショールというラクダや山羊の皮を張った
二弦の撥弦楽器と共に歌う。

■巻上公一 
1956年熱海市生れ。その独特な色気のある変幻自在の声をもって、国内外を問わず、
ジャンルを越えて活躍するモダン・ボーカリスト。その奇妙な歌世界にファンが多い
ロックバンド、「ヒカシュー」のリーダーをはじめ、歌謡曲を大胆に生まれ変わらせ
る「超歌謡」の試み、声帯の可能性を探る即興演奏、コンピュータによるインタラク
ティヴ演奏の研究等を精力的に行っている。近年は、トゥバ共和国に伝わる喉歌(ホ
ーメイなど)を研究し、日本に紹介する活動も行っている。'95年、'98年世界ホーメ
イコンテストで特別賞を受賞。現在日本トゥバホーメイ協会会長。
また、「口琴」という埋もれていた楽器の最近の人気の火付け役としても知られる
が、98年6月、オーストリアのモルンで開かれた口琴フェスティバルに参加し、そこ
でボロット・バイルシェフと出会う。意気投合し初共演。その奇跡ともいえる美しい
セッションは、その場に居合わせた人々を激しく感動させた。

●2000年来日時・公演後アンケートより
「広い自然の草原の中に1人で風の音を聴いているような気持ちになった」
「ボロットさんのすべてが澄んでいる」
「美しい、くらくらした」
「あの幅の広い、広大な 声はどこから来るのか」
「ひどくなつかしい気持ちがして涙がでた」
「ボロット・バイルシェフはまず何よ りも素晴らしい音楽家である。伝統の枠に収まらない前衛的なものを感じる」



■アルタイ共和国の英雄叙事詩について■ 
                長い夜を短くするため、聴け、わたしの歌うカイを。
重い頭を軽くするため、我が子よ、わたしは語りはじめる。
この世で一番のあの日の出をもっと長く見るため、
聴け、わたしのカイを。
おまえに心の平安を運んでこよう、
わたしはわたしの*ウルゲルの言葉を歌いはじめる。

    *ウルゲル・・・アルタイの詩の形式。4行+4行の8行がひとまとまりになってい て、韻を踏んでいる。
英雄叙事詩「Ochi-Bala」より第9〜16行

●アルタイは美しく、伝説的な土地として、しばしば「アジアの真珠」と呼ばれる。 古代チュルクの人々は、アルタイを世界の中心として、そして彼らの祖先の源流の土 地としてとらえていた。現在でもトルコやモンゴルの人々は、アルタイを母なる大地 と呼ぶ。その母なる大地に残されたフォークロアのひとつに、英雄叙事詩(Kai Cherchec)がある。そこには、神話や伝説やおとぎ話のモチーフがあり、語り、歌、 儀式的な詩、民族の知恵のことばなど、多様な表現の複合体となっている。この形式 の中にこの民族の表現における美の意識がある。これらは「口伝哲学」ともいうべき もので、このテキストによって、人々の意識は常に気高く覚醒されているのである。
●アルタイの2大英雄叙事詩のひとつ「Ochi-Bala」は、アルタイに生きた一人の、強 く美しいプリンセスについての伝説である。彼女の生れは伝説的で、両親は山と岩だ った。彼女はたくさんの人々の住む広大な土地Ochi-Balaを持ち、強い軍隊と素晴ら しい家と家畜を持っていた。また、彼女の姉は未来を見通す目を持っていた。叙事詩 の中で描かれている有名な闘争は、地面の下の暗黒世界の人々を率いた Kan-Taadyi-BeiとOchi-Balaの戦いである。Kan-Taadyi-Beiと彼の兵隊たちは Ochi-Balaの人々を征服した。しかし、彼女の強さと賢さと、女性的な魅力と惑わせ る才能とで彼女は勝利し、土地の人々を解放した。最後の最後の勝利の後には、彼女 は星になってしまうのだが、その星はいまでも、彼女の魅力そのままにアルタイの空 で輝いている。  

■ロシア連邦アルタイ共和国(The Republic of Altai)■ その名も「黄金の山々」という意味を持つ、カザフスタン・中国・モンゴル国と国境 を接する国。アルタイ山脈を越えた隣はホーメイで有名な同連邦トゥバ共和国。 4000メートル級の山々、永久凍土そして氷河に囲まれた、日本の4分の1くらいの大き さの土地に、約20万人、70以上の民族が暮らす。
■歌唱法■ カイ 下の三つのスタイルを組み合わせた、歴史の古い総合歌唱芸術。
スグット 口笛に似た音を出す喉歌
コーメイ 低音と高音を同時に出す倍音唱法
カルクラー 超低音の喉歌


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