ヒカシューヒストリー
かわってる
1978
・CDの注文は、CDSHOP1714
2001.1023 ALBUM
 『ヒカシューヒストリー』 TZADIK TZ-7235 ¥2,100(TAX IN)

1.TOKYO RAIN	1982 フランスの短編映画のサウンドトラックより
2.なんにもない男	1988.12.5 渋谷eggmanでのライブ
3.ハイアイアイ島	1988.12.5 渋谷eggmanでのライブ
4.屋根裏 プール	1980年 渋谷屋根裏でのパフォーマンス
5.筋肉とフルーツ	1982 映画「俗物図鑑」のサウンドトラックより
6.プヨプヨ	TOKYO FM 1980.5.24 
7.ゾウアザラシ	1987.10.1 大阪 MUSE HALL
8.マスク	1980.3.28 日立ファミリーホール 
9.スイカの行進	1980.3.28 日立ファミリーホール
10.ルインチ	1977 自宅でのインプロヴィゼーション
11.レトリックス&ロジックス	1979.11.9 大阪バーボンホール
12 .くじらとかもめ	1980  TOTO のWashlet新発売時のCMソング
13.シューファー	1977.9.11 KID AIRACK HALL
14.パイク	NHK 1981.4 若い広場のための録音
15.幼虫の危機	1979.4.26 東京映画大戦争出演のための録音
16.偉大なる指揮者	1990.10.18名古屋ELL
17.びろびろ	1990.10.18 名古屋ELL
18.楽天	1987.2 バレエ作品「ブルーバナナバー」の中の作品
19.あっちの目こっちの目	1993.11.13 長崎西友道ノ尾ホール
20.ウイルスとともに	ELL1990.10.18
21.不思議をみつめて	1993.11.13 長崎西友道ノ尾ホール
22.キメラ	1990.10.18 名古屋ELL

超レア音源から90年代の硬質なライブまで
すべて未発表録音によって編集
自由自在で知的な表現をめざしたヒカシューの24年の歴史を収録

ミュージシャン
巻上公一 (Lead Vocals,Bass 5,8,9,11,15,Cornet,Toys)
三田超人 (Guitars,Chorus)
井上誠 (Mellotron,Synthesizers,Chorus, [1,2,3,4,5,6,7,8,9,11,12,13,14,15])
山下康(Rhythm box,Synthesizers,Chorus, [6,8,9,11,12,13,14,15])
戸辺哲(Alto sax ,Chorus, [6,8,9,11,14,15])
泉水敏郎(Drums1,5,8,14)
坂出雅海(Bass 2,3,7,16,17,19,20,21,22)
野本和浩(Sax,Bassclarinet, [2,3,7,16,17,19,20,21,22])
谷口勝 (Drums 2,3,7)
トルステン・ラッシュ (Samplers 16,17,19,20,21,22)
つの犬 (Drums 16,17,19,20,21,22)
大友良英(Turn tables 16,17,20,22)

HIKASHU HISTORY  TZADIK  TZ-7235
    title                            date                (words & music)
1.TOKYO RAIN  1982.Summer (Makigami/Inoue)
2.NANNIMONAI OTOKO 1988.12.5  Shibuya Egg man (Makigami/Mitama)
3. HI-AI-AI ISLAND 1988.12.5  Shibuya Egg man (Makigami/Mitama)
4. POOL                   1980.3.21 Shibuya Yaneura (Inoue)
5.MUSCLES AND FRUITS 1982.Autam (Makigami/Mitama)
6.PUYO PUYO 1980.5.24 TOKYO FM STUDIO (Makigami/Yamashita)
7.ZOUAZARASHI 1987.10.1 Shinsaibashi Muse Hall (Makigami/Nomoto)
8.MASK 1980.3.28 Hitachi Family hall (Makigami/Inoue)
9.SUIKA NO KOUSHIN 1980.3.28 Hitachi Family hall  (Makigami/Tobe)
10.LUYINJI 1977.8 (Makigami/Mitama)
11.RHETORIC-S & LOGIC-S 1979.11.9Umeda Bourbon house  (Makigami)
12.KUJIRA TO KAMOME for TOTO Washlet 1980 (Makigami)
13.SHUFFER 1977.9.11 KID AIRACK HALL (Yamashita)
14.PIKE  1981.April NHK Studio (Makigami/Yamashita)
15.YOCHU NO KIKI 1979.4.26 Nerima (Makigami/Yamashita)
16.GREAT CONDUCTOR 1990.10.18 Nagoya ELL (Makigami/Otomo)
17.BIRO BIRO 1990.10.18 Nagoya ELL (Makigami)
18.RAKUTEN 1987.February. for dance"BLUE BANANA BAR" (Makigami)
19.NERVOUS EYES 1993.11.13 Nagasaki Michinoo hall (Makigami/Nomoto)
20.LIVE WITH VIRUSES 1990.10.18 Nagoya ELL (Makigami/Sakaide)
21.FUSHIGI O MITSUMETE 1993.11.13 Nagasaki Michinoo hall (Makigami/Sakaide)
22.CHIMERA 1990.10.18 Nagoya ELL (Makigami/Sakaide)

Makigami Koichi (Lead Vocals,Bass 5,8,9,11,15,Cornet,Toys)
Mitama Masamichi (Guitars,Chorus)
Inoue Makoto (Mellotron,Synthesizers,Chorus, [1,2,3,4,5,6,7,8,9,11,12,13,14,15])
Yamashita Yasushi (Rhythm box,Synthesizers,Chorus, [6,8,9,11,12,13,14,15])
Tobe Satoshi (Alto sax ,Chorus, [6,8,9,11,14,15])
Sensui Toshiro(Drums1,5,8,14)
Sakaide Masami (Bass 2,3,7,16,17,19,20,21,22)
Nomoto Kazuhiro(Sax,Bassclarinet, [2,3,7,16,17,19,20,21,22])
Taniguchi Masaru (Drums 2,3,7)
Torsten Rasch (Samplers 16,17,19,20,21,22)
Tsuno Ken (Drums 16,17,19,20,21,22)
Otomo Yoshihide(Turn tables 16,17,20,22)


Produce and Edit   Makigami Koichi
Executive Producer John Zorn
Special thanks Hirano Mohei,Seko Hideo,Ishi Hideki,Yoshie Kazuo


1996.12.21 ALBUM
 『かわってる』 TOCT-9775 ¥3,000(TAX IN)

 1.20世紀の終りに (4′36″)    
     詞 巻上公一 曲 巻上公一  編曲 三田超人、新井田耕三
 2.人間の顔 (3′46″)
   詞 巻上公一 曲 海琳正道  編曲 巻上公一
 3.うたえないうた (3′26″)
   詞 巻上公一 曲 坂出雅海  編曲 坂出雅海
 4.天国を覗きたい (4′06″)
   詞 巻上公一 曲 野本和浩  編曲 野本和浩
 5.丁重なおもてなし (4′43″)
   詞 巻上公一 曲 三田超人  編曲 ヒカシュー
 6.パイク (5′23″)
   詞 巻上公一 曲 山下 康  編曲 ヒカシュー
 7.もったいない話 (2′59″)
   詞 巻上公一 曲 坂出雅海  編曲 ヒカシュー
 8.びろびろ (4′17″)
   詞 巻上公一 曲 巻上公一  編曲 巻上公一
 9.キメラ (4′58″)
   詞 巻上公一 曲 坂出雅海  編曲 坂出雅海
10.日本の笑顔 テーマと14のバリエーション (10′23″)
   詞 巻上公一 曲 井上誠、トルステン・ラッシュ
   オーケストラ編曲 トルステン・ラッシュ


かわってる。
ヒカシューはかわってる。
いろんなふうにかわってる。
どうしようもなくかわってる。
ひとからなんといわれようと。
かわってやれないこともあるように。 →頑固なほどのオリジナリティ!
ヒカシューの音はかかんにかわってる。→のけぞる大編曲!
ヒカシューの顔はいくつかかわってる。→7人編成にグレードアップ!
ヒカシューの外はにわかにかわってる。→時代がかわってもこの刺激は本物!
いまはさっきとかわってる。     →こんな凄いリメイクはヒカシューならでは!


●ドラムスに元RCサクセションの新井田耕三を迎え、初のリメイクアルバムを完成。 ●「20世紀の終りに」をはじめ18年間に渡る活動の中からの傑作揃い。 ●「演劇」から「ニューウェイブ」、「テクノポップ」から「アバンポップ」へと。  さまざまな形を内包するヒカシューの90年代の答えがここにある。 ●豪華ゲスト  大倉正之助  大鼓  一噌幸弘   能管、田楽笛  八木美知依  箏  −ドラマーズ−   梶原徹也(ex ブルーハーツ) 小林雅之(ジュン・スカイ・ウォーカーズ)    鈴木俊之(どこでもドアーズ) 富田京子(ex プリンセス・プリンセス)  永田砂知子 マリンバ、パーカッション  ハセベノヴコ(ケブンタ、ex モダンチョキチョキズ)  コーラス  スロバキア放送交響楽団ブラチスラバ
●どれをとっても凄い聞き所

ドラマーズによる5つのドラマスがうなりをあげる超名曲
『20世紀の終りに』

琴、太鼓、能管など邦楽器の大胆な導入でパンクする
『人間の顔』

サム・テーラーと言語学パラドックスの出会うエキゾチックな
『うたえないうた』
 
<ヒカシュー版毒気のあるクリスマス・ソングを目指した
『天国を覗きたい』

現在の音楽状況を強烈に皮肉るファンク
『丁重なおもてなし』

最後にひとり二重唱ホーメイの響く、有名曲
『パイク』

生演奏によるコラージュと思考の遠近法 
『もったいない話』

間奏にマニアに話題の楽器、口琴を使ったテクノポップ
『びろびろ』
 
バイオテクノロジーの問題に踏み込んだプログレッシブロック
『キメラ』
 
スロバキア放送交響楽団ブラチスラバのフルオーケストラによる
壮大なスケール
『日本の笑顔』

1996.11.7 ALBUM
 『1978』 TOCT-9683 ¥2,500(TAX IN)

 1.プヨプヨ/PUYO PUYO(6'03")
   作詩 巻上公一,作曲 山下康
 2.20世紀の終りに/AT THE END OF THE 20TH CENTURY(2'40")
   作詩・作曲 巻上公一
 3.コンフュージョン/CONFUSION(7'41")
   作詞 戸辺哲,作曲 巻上公一
 4.ドロドロ/DORO DORO(3'17")
   作詞 巻上公一,作曲 井上誠
 5.スリル/THRILL(2'45")
   作詞 巻上公一,作曲 海琳正道
 6.炎天下/ENTENKA(2'59")
   作詞 巻上公一,作曲 海琳正道
 7.レトリックス&ロジックス/RHETORICS&LOGICS(4'21")
   作詩・作曲 巻上公一
 8.ヴィニール人形/A VINYL DOLL(4'16")
   作詞 戸辺哲,作曲 井上誠,巻上公一
 9.ルージング・マイ・フューチャー/LOSING MY FUTURE(2'21")
   作詩 海琳正道,作曲 巻上公一
10.幼虫の危機/YOCHU NO KIKI(4'41")
   作詞 巻上公一,作曲 山下康
11.プラウド・メアリー/PROUD MARY(2'47")
   作詞・作曲 J.Fogerty


テクノ、モンド、ロー・ファイ、彼らは1978年にその全ての宇宙を先取りしてた。

デビュー前、4chテープ・レコーダーでレコーディングされ音楽業界を驚愕させた
幻の音源が初めて作品化。
C.C.R.のカバーを含む未発表曲3曲を収録。さらに貴重な写真、資料の解説が
MachintoshおよびWindows95対応のコンピューター・データとして収められている。


1978ヒカシュー

巻上公一 ベース、ヴォーカル
海琳正道 ギター、ヴォーカル
井上誠  シンセサイザーメロトロン
山下康  シンセサイザー、リズムマシーン
戸辺哲  サックス、ギター、ヴォーカル
『1978』は、全体で242ページ、写真が179ページのエキスパンド・ブック付きです。
エキスパンド・ブックのCDlink機能を使った日本初のものです。
是非、手にしてみてください。

収録曲目
プヨプヨ
20世紀の終りに
コンフュージョン
ドロドロ
スリル
炎天下
レトリックス&ロジックス
ヴィニール人形
ルージング・マイ・フューチャー
幼虫の危機
プラウド・メアリー

CD付属のテキストの最初の部分です。
東芝EMIからのデビュー盤を出す一年前、 ヒカシューはすでに興味深い独自の音楽を作っていた。 東京豊玉北六丁目の交差点から 細い路地を線路に向かった一軒家で、 雨戸を閉め、毛布を張り、激しいリズムマシーンの音を響かせていた。 当時のメンバーは、 巻上公一 ベース、ヴォーカル 海琳正道 ギター、ヴォーカル 井上誠  シンセサイザー、メロトロン 山下康  シンセサイザー、リズムマシーン 戸辺哲  サックス、ギター、ヴォーカル 平均年齢23才の5人だった。 折しもパンク、ニューウエイヴという 欧米の新しい動きのはじまりと、 シンセサイザーがやっと身近になりはじめた頃だった。 コードを張り巡らした実験室のような畳の部屋で、 演奏のようでない演奏と歌のようでない歌、 バンドとは思えぬ格好をして、マイクに向かっていた。 その録音は、一般からすれば演奏が下手で奇妙で、 雑音まじりのものだが、 いつかの夏の日の、雨あがりの、虹の、淡い光のように、 もう手にいれることのできない 音の不思議があったと思う。 その魅力はいつまでも強烈に耳を、意識を、 くすぐり離さない。 今回、その秘蔵の音源を発表するにあたり、 当時の資料をデジタルデータとして付随することにした。 それは、今年、北九州で ボイジャージャパンの萩野さんと祝田さんの エキスパンド・ブックの講演に参加して、 誰にも開かれた電子出版の可能性と、 CDそのものとリンクできる機能に興味を持ったからだ。 試しに歌詞をクリックしてもらえば、 CDがそのまま演奏されるはずだ。 なお、ここに収められている主なテキストは、 81年に講談社から発売された ヒカシューの「ぼくこんなにおバカさん」からのものだ。 ヒカシューの生成、ネーミングについて、 戸辺哲のメンバー紹介、耳が聞こえねえんだ、 を当時のまま収録した。 ヒカシュー的電子楽器群は、 新しく井上くんに書き下ろしてもらった。 また、履歴の発掘は、 ヒカシューの一枚目「ヒカシュー」の ライナーに添えられていたものをそのまま載せた。 ヒカシューの記憶は、 ずっとヒカシューを撮ってくれている カメラマンの滝本淳助氏に 膨大な数の写真を提供していただいた。 そして、雨戸で閉じられた暗い部屋と ライヒ館モレノというライブハウスでの秘蔵ムービーは、 石川敬三氏によるものである。 その後の座談会は、このために行った。 当時のメンバーによる屈託のないとりとめない話を ほぼそのまま載せた。 いずれも本人にとって 気恥ずかしい面を持っているけれど、 なにものにもかえられぬ貴重な面があると信じて 収録している。 巻上公一              96年8月18日  ・CDの注文は、
CDSHOP1714
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