ヴォイスムービー 出演者 プロフィール
鈴木美紀子
東京生まれ、横浜育ち。
普段は自分のバンドGo Everywhereでギターどボーカルを担当。その他いくつかのバンドでギターを弾いています。
天鼓さんのワークショップをきっかけに、ヴォイス団kuuに参加。その後即興演奏に参加する機会が増え、さまざまな表現者とさまざまな場所でセッションさせていただいています。
公演にむけて
生命体からダイレクトに発せられる音-声。
自身を超えた計り知れない情報量。
どんな交流が、通信がなされていくのか、とても興味深く思っています。
徳久ウィリアム
「ブラジル出身。声の拡張と新たな可能性を目指すボイスパフォーマー/ミュージシャン。ホーメイ、オルティンドー、タハリール唱法などの民族音楽的発声から、デス声、独自の「ノイズ声」まで、多様な声を操る。元「倍音S」。現在、SuaraSana、CharlieWilliamsなどのバンド活動をはじめ、即興セッション、前衛からポップスまで、ジャンルを横断した年間100本以上のライブを精力的にこなす。また、様々なジャンルのアーティストとのコラボ、朗読、ボイスレクチャー、ワークショップやイベント企画も行なう。
HP http://william.air-nifty.com メルマガ http://william.boo.jp/mm2.html」
公演にむけて
体が楽器であるため、声の表現はその人そのものがモロに現れる。
そして、その人が置かれている背景も現れる。
熟練した/してない声。自信たっぷり/自信の無い声。謙虚な/傲慢な声。
本人の力と伝統の力が合わさった時の自然の驚異のような声。
今回はどんな声/人が現れるんだろうか。
アキラサネマツ
1967年生まれ
映像インスタレーションを主とした美術家として90年から活動。「ふくい国際青年メディアアートフェ
スティバル」(90年、最優秀賞)「ARTEC'91」(91年、優秀賞)や「Horizontal Tone」(01年、ICC)等
、個展、グループ展多数。
90年代後半から他ジャンルによるアプローチとしてCD「Ground-Zero/Consummation」(yang・sane名義、
98年)や時々自動の「時々自動的思考」(99年)のボランティアパフォーマー、「ヴォイス団KUU」のメ
ンバー参加等の活動も並行して行なう。
2003年に拠点を福岡に移し、幾つかの個展、イベント企画および参加を行ない「第3回福岡アジア美術ト
リエンナーレ」(05年、福岡アジア美術館)に参加。近年は福岡のコンテンポラリーダンスグループの
「selbst(ゼルプスト)」との共演等を通して様々な活動を展開している。
公演にむけて
ある時期に数年来暖めていた映像作品を完成させてから
時折、時間の止まった気分を覚えつつ、日々がずっと過ぎている。
今回の、複数の人間の声によって
映像を身体的な空間の場へ誘おうとする試み。
果たして、これが僕や共演者にとっての
これからのスプリングボードのひとつとなりうるだろうか?
檜山ゆうこ
檜山 ゆうこ
横浜市出身。
学生時代、映像芸術学を専攻し、パフォーミングアートに興味を持つ。小劇場での俳優・ダンサー経験を経て、巻上公一氏のワークショップに通う。以後、声と身体の可能性を探り、さまざまな演劇や、即興パフォーマンスに参加。
現代邦楽なども経験し、現在は女性3人のユニット「プリンのため息」で、分類不可能なパフォーマンスを定期的に行う。また、実験的な試みとして、演技をベースに、即興ボイスと即興ダンスを融合させた、フリーセッションにも参加。
○ 公演にむけて
マルでもしかくでも三角でもない声が出せたら。