からだの設計にミスはない
仙台の医師、橋本敬三(明治30年福島県生まれ)が、人体の基礎構造の研究の中で、
ひとつの運動系の法則を発見した。
それは、快方向へのバック運動によって、骨格の異常配列や
不定愁訴が改善するというものである。
そして、その後の研究の中で、
人間とは、動く建物のようなもので、バランスが重要であると説いた。
人に代わってもらえない4つの事柄、息・食・動・想のバランスをとることによって、
多くの病気を予防できることを訴えた。
しかし、病名医学としての現代医学の壁は厚く、なかなか受け入れられることがなかった。
わたしは、橋本氏の著書『からだの設計にミスはない』柏樹社を読み、感動。
1989年から1年間。橋本氏の愛弟子、三浦 寛氏に師事。
操体法の理論、誘導、手技を本格的に学んだ。
操体の実際
さて、実際に簡単な操体法をやってみましょう。
からだの自己調整に使えますので便利ですよ。
例えば、仰向けに寝て、両膝を立て
左右に腰を捻転させるように膝をくっつけたまま床につけるようにします。
この時、からだは水の中を歩くような速度で動かしてください。
そうするときに、なるべくからだが楽にそして快適に動くコースを
さがすようにしてください。
一番ここちよいと感じられるからだの位置が認識できたらしめたものです。
まあ、さがせなくも、この位置ならとりあえず痛みはないという位置で
ゆっくりとからだ全身に空気がいくぞといった気分で呼吸を通します。
それで、自分で納得したら、瞬間でもゆっくりでもかまいませんから
脱力します。
これでかなり調整できます。
たぶん、簡単にいってしまうと右か左どっちかがたおしにくく
どっちかがたおしやすいはずです。
理論としては、気持ち良い方のみ、数おおくやることです。
痛いほうはしらんふりをしてるわけです。
で、何回かやりいいほうだけやってると
やりにくかったほうがすこしやりよくなっているはずです。
あまりに簡単ですので、びっくりしてしまいますが
信じて、ゆっくり丹念にやってみてください。
これは、首でも腰でも皮膚でもすべてに応用可能です。
自分で工夫すると無限のバリエーションでからだを調整できます。
この、方法を使って
しこりの部分を誰かに押さえていてもらって
からだをゆっくりとたこのようにいろんなふうに動かしていくと
おどろくかな痛みやしこりの消えるうごきというのがあるんです。
で、そのうごきの位置を発見したら、その気持のいい位置で
さっきの呼吸をして十分味わい、脱力します。
かるいしこりだったら
一回で消失してしまうこともあります。
是非、おためしください。
この際、押してる人は十分にしこりを感じながら押していてください。
不思議なことに、痛みの消失する箇所にくると
さわっているしこりもなくなっています。
注意しているとおもしろいですよ。