湯河原現代音楽フェスティバル vol.1 

現代を映す曲、うた、インプロヴィゼーションを湯河原で聴く、はじめての催し
日本、スイス、中国、ニューヨークのトップアーティストが集結

 2009年6月23日(火) 開場18:00 開演 19:00
会場 湯河原檜チャリティーコンサートホール 
アクセス
〒259-0312 神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜1968-1
TEL:0465-63-8923(檜チャリティーコンサートホール)

チケット
前売り 4,000円 /学生  2,500円   当日  4,500円 /学生  3,000円    小学生〜高校生 1,000円
☆協賛会員 10,000円(チケット3枚付、優先座席付き)  
(申し訳ありませんが、未就学のお子様のご入場はできません。)

主催 湯河原現代音楽フェスティバル実行委員会   企画 湯河原町音楽家協会  助成 Swiss Arts Council Pro Helvetia
ご協力 鈴木理恵子さん、コンサートイマジン  問合せ TEL:0465-63-0578  FAX:0465-62-0427(巻上オフィス)

チケットのお申し込みは 前売券申し込みメール
またはファックス FAX.0465-62-0427 またはお電話で TEL.0465-63-0578 (訂正しました。)

お名前、ご住所、お電話番号、メールアドレス、チケットの枚数 をお知らせ下さい。、
宛てにメール或いはFAXをお願いします。

演奏予定曲目  ジャック・ボディ:ミケランジェロの瞑想 より

東京方面からJR真鶴駅までの行き方
1.東京からJR東海道線・快速アクティーに乗る!  普通乗車券で乗れて、所要時間約80分!
2.新宿から小田急ロマンスカーに乗る!  素敵な車両でゆったり旅気分。小田原でJR東海道線に乗り換え。
3.踊子号に乗る! どうせならお隣の湯河原駅まで行って、温泉も。湯河原で乗り換え、3分。
*この季節、湯河原の万葉公園、奥湯河原付近では、源氏ホタルの乱舞が見られます。ご一緒にいかがですか?
湯河原町HP   http://www.yugawara.or.jp/

出演

高橋悠治 (ピアノ)

イクエ・モリ(エレクトロニクス)

シルヴィー・コルバジェ(ピアノ)

鈴木理恵子(バイオリン)

高平(ピアノ)

巻上公一(ボーカル、テルミン)

田口ランディ(司会 特別出演)

出演者 プロフィール
高橋悠治(ピアノ
1938年東京生れ。柴田南雄、小倉朗に作曲を学ぶ。1960年ピアニストとしてデビュー。 1962年ベルリンに留学、ヤニス・クセナキスに師事し、ヨーロッパ各地で演奏活動を行う。1966年にはニューヨークに渡り、コンピュータによる作曲を研究する一方、欧米各地で演奏活動を行う。1972年の帰国後、バッハ、サティなど数々のピアノ曲を録音。1973年には武満徹、一柳慧らとグループ「トランソニック」を結成、1976年まで季刊誌「トランソニック」を編集。1978-85年アジア民衆の抵抗歌を紹介するために「水牛楽団」を組織し、市民集会で演奏するかたわら、月刊「水牛楽団」を発行。また、個人としても三宅榛名とのジョイント・コンサート・プロジェクトをはじめ、即興演奏、コンピュータによる作曲・演奏活動を行う。90年代以降は和楽器と声のための作品を多数発表。2008年フォンテックよりモンポウ、ブゾーニ作品のCDアルバムが発売されるなど多岐にわたる活動を展開している。

鈴木理恵子(バイオリン)
横浜市出身。桐朋学園大学卒業後、23歳で新日本フィル副コンミスに就任。米国でJ.ギンゴールドに師事。スウェーデン、マルメ市立歌劇場客演コンミスを経て、現在は読売日響の客員コンマスを努める。ジャック・ボディ、高平、スティーブン・メリロなど、作曲家からの信望も厚く、国内外問わず各地でリサイタルを行っている。ソロCDとして『四季』、『夏の夜の夢』、『フロム・ジ・オリエント』(レコード芸術準特選盤)、久石譲プロデュースの『ウィンターガーデン』等。演奏家としてだけでなく、様々な芸術分野とのコラボレーションの試みを続ける、希有なオーガナイザーとしても知られ、横浜で6月に開催される『ビヨンド・ザ・ボーダー音楽祭 2009』音楽監督を務める。

高平/ガオ・ピン(ピアノ)
中国・成都生れ。四川音楽院、オバーリン音楽院等を経て、シンシナティ大学にて博士号取得。2004年ボストンのアウロス作曲コンクールで優勝。世界各国の演奏家から委嘱を受け、作品を提供するなど、若いながら、中国の著名な作曲家タン・ドゥンに続く、中国第6世代を代表する作曲家として、華々しい活躍を続けている。ピアニストとしても、第1回北京国際ピアノコンクール等、数々の国際コンクールで優勝している。

【Agra Dharma/アグラダルマ】

Sylvie Courvoisier/シルヴィー・コルバジェ(ピアノ)
スイス・ローザンヌ生れ。6歳からピアノを始め、1994年に初アルバム「Sauvagerie Courtoise」 をUnit Recordsから出す。以来、Enja Records から「Ocre」 、ECMから「ABATON」、Intakt Recordsから彼女率いるクインテットによる「LONELYVILLE」、Tzadikからソロアルバム「SIGNS AND EPIGRAMS」など、十数枚のアルバムを発表している。1995年以降、ヨーロッパを中心に幅広く演奏活動を続け、数々の賞を受賞。1998年ニューヨークに移り、マークフェルドマン、ジョンゾーン、モリイクエ等とプロジェクトを作り、現在
モリイクエ(エレクトロニクス)
モリイクエは、1977年に東京からニューヨークに移り、アートリンゼイ等とともに、バンド〈DNA〉を結成、ドラムを叩き始め、ノーウェーブというパンクからニューウェーブへと遂行する間のニューヨーク独特のノイズ+アート+ロックを作る。その後、デジタル楽器を独自に演奏し始め、ヨーロッパ、アジア、アメリカで多数の音楽家と多くのフェスティバルなどで、ライブ演奏を続けながら、自身のアルバム及びコラボレーションで多くのレコーディングを発表している。映像を使ったエレクトロニクスのソロ演奏の他、〈メフィスタ〉というトリオ、ジーナパーキンスとの共演〈ファントムオーチャード〉の他、ジョンゾーンやキムゴードンのプロジェクトにも参加している。

巻上公一(ボーカル、テルミン)
1956年熱海市生まれ。「ヒカシュー」のリードボーカルとして1978年デビュー。当時YMOなどと共に〈テクノポップバンド〉として認知されたが、地下演劇的な内容と、巻上の独特な色彩感のある歌声で人気を博した。その後、ソロ活動も活発化し、現在に至るまで多数の作詩作曲を行い、佐藤隆、ちわきまゆみ、小泉今日子などに楽曲提供。また、〈超〉歌唱家として、即興演奏による声の音響(voice performance)や、モンゴルの隣国トゥバに伝わる喉歌ホーメイ、テルミン、口琴を使ったソロワークや、多彩なアーティストとのコラボレーションを精力的に行っている。類いまれな歌のセンス、声の可能性の追求、斬新な切り口と諧謔精神を備え、歌謡曲から歌ともつかぬ歌まで、そのパフォーマンスは縦横無尽且つ自然体。また役者として、演出家としても多数の活動歴あり。最新アルバムに、ヒカシュー『転々』『入念』『生きること』、テルミンソロ『月下のエーテル』、ソロヴォイス『KOEDARAKE』など。
http://www.makigami.com/ycmf.html